念願だったショッピングリハビリの視察

地域の高齢者の方から、買い物に不自由している話をこれまでたくさん伺ってきました。
数年前、買い物リハビリの記事を読んで、この手があったかと、早速、令和元年第2回の一般質問で取り上げました。その後、新型コロナウイルスの影響で視察がままなりませんでしたが、今回、東大和市議団だけでなく、近隣市の公明党女性議員と一緒に、蓮田市で行われている ひかりサロン蓮田の事業を拝見させて頂きました。
蓮田駅前にある東武ストア蓮田の2階の一角にひかりサロン蓮田はあり、リハビリデイサービスとして、まずはオリジナルの健康体操、脳トレを行い、ストア2階で歩行訓練を行なったのち、食品売り場で買い物をする。買い物したものは利用者と一緒にご自宅まで送り届ける。事業者の直井さんからの説明では
「高齢に伴い、認知機能が落ちてくると外出を億劫がる傾向があり、フレイル状態が悪化する。ケアマネさんがデイサービスなどを提案しても、なかなか受け入れてもらえず、フレイルは悪化の一途をたどる。そのような方でも、買い物も一緒に出来るからとショッピングリハビリに参加する方が多い。ショッピングリハビリを行う中で、認知機能も改善し、歩行訓練も進むとともに、サロンでの人との関わりが利用者をどんどん元気にし、介護度の改善にもつながる。
一方、この事業を行うに当たっては、介護時調子だけでなく、買い物を行うスーパーの理解や自治体での介護保険の取扱いについても理解が必要であり、事業にこぎつけるまで大変に苦労したとの事でした。また、良好な介護予防事業であるにも関わらず、介護保険での法総合事業に対する報酬が低い事が、事業として広がらない理由であると。
まずは、ショッピングリハビリの良さを多くの方に知ってもらいたいと思います。

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