東口まさみNEWS11①

平成26年第2回定例会一般質問から

*高齢者の自立のための買い物弱者支援について*
 買い物弱者・買い物難民といわれる人は全国で推計600万人いると割れています。買い物弱者になる原因は、高齢化による自動車運転を出来なくなったり歩行に困難を生じたりする個人の変化だけでなく、近くのスーパーとが閉店したり、病院が無くなってしまったりなど生活に必要なサービスが受けられなくなることによる場合もあります。これはけして地方都市に限らず都心の中でも様々な買い物困難を抱えて、地域や地元商店街が国や東京都などの補助金を利用して取り組んでいます。東大和市においても、特に高齢化率の高い清原地域(42.4%)、湖畔地域(33.6%)では少なからず買い物に不便を感じている方々がおります。今回私は他市の事例(1,足立区の商店街と老人会が協力しての支援。2,港区虎ノ門での買い物支援。3,牛久市の移動店舗サービス)を紹介しながら、東大和市で今後考えられる買い物弱者の支援について質問しました。当市では今のところ具体的な取組は無いようですが、市民協同の形で研究していきたいとの答弁でした。高齢者が自立した生活をしていくため、買い物が出来る環境は大変に重要な要素と考えます。いつまでも安心して暮らせる東大和市を目指し、買い物環境にも配慮していくよう求めました。
*雨水(あまみず)利用推進法について*
 平成26年5月1日「雨水の利用の推進に関する法律」が施行されました。雨水を貴重な資源として有効利用することを促し、近年の気候変動による集中豪雨の頻発をふまえて、下水道や河川に雨水が集中して流入することを防ぐことが目的です。現在、東大和市の公共施設3か所で市民体育館、ハミングホール、郷土資料館で雨水を貯留してトイレの水として利用をしています。また、家庭向けとしては貯留槽設置や雨水浸透井に対して助成金を設けています。雨水の再利用は水質の管理や設備のメンテナンス等少し手間がかかりますが、近年の豪雨がもたらす洪水や土砂災害を少しでも緩和するためにも雨水を貯めて徐々に流す仕組みを真剣に考える必要があると訴えました。